【添加物なし】子どものお弁当にも!おすすめ加工肉5選【ハムベーコンウインナーミートボール】

お肉

ハムやベーコンは手軽に使えて子どもも食べたがるからつい毎日使っているけど…
ふと裏の原材料表示を見たら添加物がいっぱいで気になる…

おみゆ
おみゆ

ハムなどいわゆる加工肉と呼ばれるものは確かに添加物が多く入っていますよね。
今回は加工肉によく使われる添加物の危険性や選び方のポイントについてお話しします。

-この記事はこんなあなたにおすすめ-
  • ハムやベーコンの添加物や健康への影響が気になる人
  • 子どもが食べても安心の無添加加工肉を知りたい人
  • 体の内側からきれいになりたい人

今回はハムやベーコン、ソーセージなど加工肉に多く使われる添加物についてや
おすすめのおいしい無添加の加工肉をご紹介します。
安くて便利の裏側には様々な理由があります。大切な事は両面を知ったうえで選択する事。
自分にとっていま大切なことや優先したいことはなんなのか、一緒に考えてみましょう。

≫≫今すぐおすすめの無添加加工肉を知りたい方はこちら≪≪

加工肉の選び方のポイント3つ

おみゆ
おみゆ
加工肉を選ぶポイント
  • 水でかさまし!?安すぎるハムに気を付けよう
  • 添加物がいっぱい!きれいなピンク色の加工肉は避けよう
  • 抗生物質やホルモン剤…お肉そのものの質も気にかけてみよう

≫≫今すぐおすすめの無添加加工肉を知りたい方はこちら≪≪

丸ごと全部お肉じゃないの?かさましされたハム

問題です。ハムはなにからできているでしょう?

そう投げかければ多くの人がお肉(豚肉)からできていると答えるでしょう。
もちろんそれは正解。
…ですが安いハムはお肉の量を減らしてコストを下げるために、あるものが使われます。
それは。水は何よりも安い材料です。
水でハムの重量を増やせば、その分製造コストは下がりやすく売ることができます
もちろん肉の塊にそのままの水では馴染みません。大豆たんぱく、乳たんぱくなどの
熱を加えると固まる性質の化学物質を合わせて(=つなぎの役割)塊肉に注射し、増量します。
水を足すことで風味が落ち、肉らしい弾力もなくなるのでそれを補うためにまた添加物を足す…
そんな風にして水増しされたハムが出来上がります。

安い!ラッキー!と喜んでいたけど安いなりの事情がちゃんとあったのね…
金額は家計を考えるうえでとても大事だけど、なぜそうなのかを自分で考えることも大切ね。

おみゆ
おみゆ

とにかく安いこと、お得なことが大事だという人はたくさんいて、
企業もそれに応じて安く売る努力をたくさんしてくれています。
ただ、安くするためには原材料の質を下げ本来とは違った製法をとらなければならないことも。
金額を優先したいのか、食品の質を大切にしたいのか。何を大切にしたいかは人それぞれ。
自分が納得のいく選択をすることが重要です。

加工肉に含まれる添加物

例えばハムは本来塩漬けにした豚の塊肉を熟成させて作るもの。ベーコンは燻製したもの。
そうすることで保存性を高め、奥深い旨味を引き出します。
その原料は塊肉、塩、砂糖や香辛料…とてもシンプルなものです。
ただしそういった本来の製法は多くの手間や時間がかかるもの。価格も高くなります
それを解決するために使用されるのが添加物です。

加工肉によく入っている添加物、物質例

画像をクリックすると拡大します

上記の表を見て分かる通りたくさんの添加物が含まれます。
企業は添加物を使って嗜好性(=よりクセになる味)や保存性を高めたり、より安価な製造によって
ほかの企業と差別化を図る努力をしています。

こんなにたくさん…!?

おみゆ
おみゆ

添加物の怖いところは複数を同時に使用した場合の身体への影響が未知数なところ。
組み合わせが無数にあるので確認が取れず、単体での試験しか実施されていません。

↓遺伝子組み換えについての詳しい解説はこちら↓

特に注目したい添加物

加工肉にはたくさんの添加物が使われますがその中でも特に気を付けたいものが2つあります。

参考メモ
  • 亜硝酸ナトリウム
    加工肉の発色を鮮やかなピンク色にするために使用。
    殺菌効果もあり、食中毒を防ぐ役割を持つ。
    亜硝酸ナトリウムは肉類に含まれるアミン類と反応し
    ニトロソ化合物を合成するが、ニトロソ化合物は発がん性が指摘される物質です。
  • リン酸塩
    肉の保水性・結着性を高める効果があり、加工肉のプリッとした食感を出す。
    加工肉だけでなく多くの加工食品に使われる添加物(調理パンやカップ麺等)で、
    過剰摂取が心配されるものの一つ。
    骨がもろくなる、腎臓に負担がかかるなどのリスクがあります。
おみゆ
おみゆ

加工肉の発がん性については国際がん研究機関(IARC)が
“人に対して発がん性がある”グループに分類しています

※ただし、この分類と亜硝酸ナトリウムの関連性については特に明言していません。

加工肉は発がん性のあるグループに入ってはいるけど
それが亜硝酸塩によるものかどうかを示しているわけではないということね。

お肉は加熱すると薄茶色のような、グレーのような色になりますよね?
ハムやベーコンも加熱済みの食品のため本当はそんなにきれいなピンク色であるわけがないのです。
けれど本来の色では見栄えが悪いし目立たない。そのため添加物で美しいピンク色にされています。
もちろん見た目に美しいことも食事を楽しむうえでは重要ですが、
リスクが明らかにあるものに対してきれいな色であることはそんなに重要でしょうか。

おみゆ
おみゆ

自分にとって大切にしたいことは何なのか考えて選びましょう。

肉そのものの質

加工肉の原材料の中でもっとも多いのはお肉そのもの。
では、そのお肉はどうやってできているのでしょうか。
加工肉が安い理由にはお肉そのもののの質も関係しています。

安い外国産肉の事情

加工肉の原材料である肉のほとんどは外国産です。
なぜわざわざ外国から仕入れるのか?
それは輸入の手間かかってもトータルコストが国産の肉よりも安く済むからです。
それってすごく不思議ですよね。日本から手に入れたほうが手間も少なくて安そうなのに…
これには主に3つの理由があります。

狭い動物舎でぎゅうぎゅう詰めになって飼育

外国産肉のコストが安い理由としてまず考えられるのは、省スペースでたくさんの動物を育てるから。
機械的に、効率を重視して育てられているのが現状です。
動物たちは身動きが取れないくらい狭い動物舎に入れられて、その一生を過ごします。
動けないほどの満員電車、5分だって乗っていたくないですよね?動物たちも同じです。
ストレスがたまった動物たちは免疫力が下がり、病気にかかりやすくなってしまうので
それを事前に予防するため、抗生物質を投与して動物たちの健康を管理しています。
予防のための抗生物質の使用は継続的に行われ、それが過剰投与につながることで
抗生物質に耐性を持つ菌が生まれる可能性や人への影響が危険視されています。

餌に遺伝子組み換え穀物飼料を使っている

安く輸入できる肉の大半は飼料に遺伝子組み換え穀物を使用しています。
遺伝子組み換え作物は農薬や病気に耐性を持ち、収穫の手間や量が大きく改善されているため
生産効率がよく、安価で手に入れることができます。
遺伝子組み換え作物については安全性の確保のための取り組みによって問題がないとされていますが、
(参考:厚生労働省
専門家の間でも議論中で、私たち消費者の不安がぬぐい切れていない現状もあります。

私は遺伝子組み換えは不安であまり食べたくないかな。
気にしない人もいるだろうし、使用されているかどうか表示があれば選べてありがたいのに…。

おみゆ
おみゆ

そうですね。
自分たちの食べるものがどういうものなのか、納得して選択ができたらいいですね。

↓遺伝子組み換えについて詳しく知りたい方はこちら↓

肥育ホルモン剤を使用している

海外では牛や豚などの家畜に対して成長速度を速めるために肥育ホルモン剤の投与が認められています。(国によって規制は異なります)
肥育ホルモン剤を投与することで栄養の吸収効率が向上し、少ないエサでよく育つようになります。
また、成長から出荷までのスピードも増すため生産性が上がることもメリットになります。
多くの国がホルモン剤の投与を認めていますが、EUはその安全性を評価するためのデータが不十分との見解で使用を禁止、ホルモン剤が投与された食肉の輸入も禁止しています。
日本では国内での使用は認められていないもののホルモン剤が使用された食肉の輸入は認められているのが現状です。

ソーセージやミートボールに使われる”くず肉”

ソーセージやハンバーグ、ミートボール…
どれもお弁当に入れやすく、子供たちの好きな味付けのものが多いですよね。
しかし、こうした加工肉や冷蔵(冷凍)食品にも安い秘密があります。

これらの材料に使われる肉はもちろん大半が外国産。
それに加えて、肉の中でもくず肉と呼ばれる骨に最後に残った商品価値の低い肉が使われます。
くず肉は主に加工品として使用され、成型のために多くの添加物が使われます

食品ロスの方向から見れば無駄なく食べることは大事だけれど…
子どもが食べる機会が多いものだからこそ、添加物は気になるわね。

おすすめ5選!こだわりの加工肉

添加物がたくさん使われている加工肉で、完全無添加のものはなかなか手に入りにくいです。
スーパーなど、身近に買えるようなところにはほとんど置いていません…。
そんな時はECサイト(楽天など)を活用するのも手段の一つ。
こだわりの食品が簡単に手に入ります。

まずは手軽に、と考える方は“無塩せき“と表示がある加工肉がおすすめ。
無塩せきとは、亜硝酸ナトリウムなどの発色剤を使用していないもののこと。
きれいなピンクの加工肉に比べると色は少しくすんでいますが
きれいすぎる色よりも自然の色で体に優しいほうが嬉しいですよね。
無塩せきであればスーパーにおいてあることも多いです。
それでは、以上をふまえておすすめの加工肉をご紹介します。

ベーコンスライス/Horizon Farms

Hrizon Farmsさんのベーコンは抗生物質や成長ホルモン剤フリーで放牧されて
のびのびと育てられた畜産物を使用。もちろん添加物は一切不使用です。
それなのお手頃な金額で家族で食べるのにちょうどいい量。
燻製された風味が広がるカリカリベーコンができます。
スーパーの特売ベーコンに比べれば高価ですが無添加の加工肉はここが一番お買い得です。

主な特徴
抗生物質フリー/ホルモン剤フリー/外国産放牧豚/添加物不使用/お手頃価/カリカリベーコン

選べる4種無添加ハム・ソーセージ/中山道ハム

無添加出来立てのハムやソーセージをお好きな味で4種選べます。
チーズ入りなどもすべて無添加で安心。
おつまみになる辛口や子どもが大好きなチーズ入りソーセージがおすすめ。

主な特徴
国産豚100%使用/添加物不使用/種類色々/大人も子供も楽しめるラインナップ

ももスライスハム/トップバリュ フリーフロム

まずは手軽に買えるものがいいな…と思っているあなたにおすすめなのが
イオンのプライベートブランドの1つ、トップバリュフリーフロムのハム。
(ベーコンやソーセージもあります)
化学調味料やたんぱく加水分解物などは使用されていますが、
何よりも心配な亜硝酸ナトリウムやリン酸塩は不使用です。
また、肉の質にもこだわっており抗生物質不使用で育てた豚肉を使っています。
価格がお求めやすいのも魅力。最初の一歩として買ってみてはいかかでしょう?

画像は公式HPからお借りしました

主な特徴
抗生物質フリー/発色剤不使用(無塩せき)/お手頃/イオンで買える/無添加初心者の方におすすめ

無添加プロシュート(生ハム)

プロシュート(生ハム)はサラダやパスタ、サンドイッチに使うと
食卓が一気に華やかになっておしゃれな雰囲気が出ますよね。
こちらは量もたっぷりでお安いのでおすすめ。原材料も豚肉と塩のみでとてもシンプル。
しっかりとした塩味に脂の甘味が感じられておいしいです。
市販のものはほとんど発色剤が使われているのでネットでの購入が手軽です。

主な特徴
貴重な無添加生ハム/お手頃価格/大容量/おつまみにおすすめ

イシイの無添加総菜セット(ハンバーグやミートボール詰め合わせ)

ハンバーグにミートボール…お子さんの大好きなお弁当のおかずは手作りが大変…。
けれど市販のものは添加物がたくさん入っていて買えない、というお母さんもいらっしゃいますよね。
そんなときにおすすめなのが石井食品さんのお弁当にぴったりのおかずセット。
ミートボールやハンバーグの詰め合わせセットはすべて無添加で、
子どものことを考えて作られているのがよくわかります。
味のラインナップもたくさんあって楽しいですよ。
石井食品さんは個別の製品に対しての情報開示をかなりオープンにされていて
HPから簡単に検索することができます。

主な特徴
国産肉使用/添加物不使用/子どものお弁当にも安心/応援したい企業姿勢

おみゆ
おみゆ

消費者の知る権利を重視してくれている企業だなあと感じます。
自社製品へのこだわりと自信も感じることができますね!

まとめ

さて、今回は安心で便利な加工肉の選び方とおすすめ商品をご紹介しました!
添加物、原料の質、価格…こだわればこだわるだけ、手に入れるのは難しくなります
今できる範囲で、妥協点を見つけていくことも大切です。

これからも自分にとって心地よい選択を。
あなたの無添加生活が少しでも楽になるお手伝いが出来たらうれしいです。

それでは、また次回!

コメント

タイトルとURLをコピーしました